【健康茶】EARTH MINDが取り組むティーバッグのこだわり


 今回は、私たちが生産しているEARTH MINDに使われているティーバッグについて説明します。通常よく使われているティーバッグとは異なり、植物由来の素材で作られています。

また、ここで使われているティーバッグは、最近注目されているコンポストにもそのまま入れることができます。後ほどコンポストの詳しい説明もしようと思います!



ティーバッグはマイクロプラスチックの温床!?


 突然ですが、皆さんは普段どのように自宅でお茶を飲まれていますか?ペットボトル飲料や直接茶葉からこす場合もありますが、特に紅茶や麦茶など自分でお茶をつくられる場合は、中に茶葉が入っているティーバッグや煮出し用パックを使っている方が多いかと思います。実は、、これらにしばしば使われている合成繊維を使った市販のティーバッグに熱湯を注ぐと、ティーバッグ1袋あたり約116億個のマイクロプラスチックがお湯の中に放出されることが明らかになっています。マイクロプラスチックとはその名の通り極小のプラスチックで、一般的な定義では5ミリメートリ以下のプラスチックのことを指します。ティーバッグ以外にも、街に捨てられたビニール袋やペットボトルなどのプラスチック製品がさまざまな経路をへて海に流出し、紫外線による劣化などによってマイクロ化している事例が近年問題となっています。また、これは他の食品で過去に報告されたマイクロプラスチックより数千倍も高いレベルになります。(アメリカ科学会調べ(註1))

 

 

マイクロプラスチックが与える影響

 マイクロプラスチックは、人工的に作り出された物質であるため、自然界の中で分解することが非常に困難となります。そのため、特に海に流出した後沈殿し続け、海洋汚染をもたらす事例が後を断ちません。そして、海中の有害物質を吸着・蓄積したマイクロプラスチックを海の生物が誤飲してしまうなど、自然環境にとても悪影響を及ぼしてしまっています。

 また、マイクロプラスチックの影響は自然環境だけに及びません。人の体に与える具体的な影響は明らかになっていませんが、有害物質を吸着したマイクロプラスチックを摂食した魚などを人間が食べ、体内に蓄積されることで、免疫力低下などの健康被害の恐れがあることも指摘されています。


EARTH MINDに使われているティーバッグの特徴


EARTH MINDはティーバッグにもこだわっており、植物由来の生分解性プラスチックでできています。従来のものとは異なり、自然界の力でティーバッグを分解し切ることができます。そのため、お湯を注いでもマイクロプラスチックを出すことがありません。私たちは、徹底的に地球とカラダに優しい健康茶作りを目指しています。



コンポストとは?


また、EARTH MINDに使われているティーバッグは土に還すことができるため、コンポストをされている方には特にオススメです!コンポストとは、生ゴミや落ち葉などの有機物を、微生物の力を使って発酵・分解するための容器のことです。一般に、水分を多く含む生ゴミの処分には他の燃えるゴミと比べて多くの手間や燃料がかかります。コンポストを家庭に導入することで、ゴミの焼却が減り、処理に使う二酸化炭素の排出量を削減することができます。また、コンポストで生まれた堆肥には、豊富な栄養素が含まれているため、植物がうまく育つのに絶好の肥料になります。コンポストでできた堆肥を家庭菜園やガーデニングなどに活用することで、普段の暮らしの中にも小さな(でも大きな)循環を促すことができます。

 


いかがでしたでしょうか?ご覧の通り、EARTH MINDでは使っているティーバッグから徹底的にこだわっており、地球やカラダに優しい健康茶作りを目指しています。また、近年注目が集まっているコンポストもぜひ試してみてください!

 

注釈

1)https://www.sciencedaily.com/releases/2019/09/190925083805.htmを参照


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